ふくみつには、とってもおいしい日本酒があります。ふくみつの小さな酒蔵で大切に育てられた「成政」をのんでみませんか? 12月15日には「成政 新酒きき酒会」があります。限定50名のちょっと素敵なイベントです。ただ今、参加者募集中です!
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成政の蔵元 山田和子さん 蔵元である、成政酒造の社長にいっぱいお話をききました。 今まで知らなかった「成政」の素敵な物語がありました。成政がもっと好きになりました!
広く全国でトラストの会と呼ばれるものはたくさんありますが、その原点は実は「成政」なんです。「成政トラスト吟醸の会」は、会のメンバーが出資(1万3千円)をして、とにかく旨い吟醸酒を呑む為に、会専用の酒を造ってもらうというもの。この会のはじまりには、心温まる素敵な物語が隠されていたんです。 それは、昭和61年の事、福光町にあったいくつかの酒蔵も一つ減り二つ減りして、成政酒造だけになっていました。福光町出身の谷本亙(たにもとわたる)は、地域の文化を守る為にもこの酒蔵をつぶしてはいけない…と常々考えていました。そんな時、成政に遊びに来ていた谷本は、富山で酒屋を営む寺島と出会い、このトラストの会のシステムを発案したのでした。「酒を造る小さなタンク一つ50万円、ならば50人いれば一人1万あれば買える」と出資者を募ったのが始まりだったのです。当時廃業する事も考えていた蔵元でしたが、谷本らの支援と成政トラストの成功で見事に息を吹き返したのでした。いろんな人の「成政を守ろう」「成政の旨い純米吟醸を呑もう」というあたたかい心に支えられていたんです。 さらに、「成政トラスト吟醸の会」発足の翌年、この吟醸酒は全国新酒鑑評会で金賞を受賞。旨い酒を…の注文に文句なく応えたのでした。トラストの会の酒は最初「こんな吟醸酒が呑みたい」という会員の要望で造られていましたが、ここ最近は「杜氏にまかす!」になってきているんだとか。杜氏は「トラストの会」の酒はやはり一番気を使うと笑顔で答えていました。
こんな一コマを見てしまいした。 蔵元が一枚の毛布をもって来て「これなら暖かくなるやろ」と杜氏と一緒に酵母に毛布をかけてあげてるんです。「これでも寒いちゅーたら知らんわぁー」といいながらも、こっちを下にした方が暖かいからと、本当に昼寝中の孫にでも毛布をかけてあげているかの様な、ほのぼのとした光景です。このやさしい心遣いが成政の酒造りの原点なのです。