どこにでも、昔ながらの「郷土料理」があります。それは、ここ福光でも同じ。 なつかしくって、どこかあったかい…そんな福光を食べてください。 郷土料理の紹介だけでなく、レシピも掲載!いつもで、どこでも福光を味わってください。
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昔は、大きな鉄鍋にだし昆布をしき鰹節の出汁でのし餅を家内中の人数にあわせて鍋に入れ、柔らかくなるまで煮た。その火はもちろん囲炉裏に自在より釣りさげた鍋に、先づ最初に昨年の秋、田の畦より取り入れた大豆の豆がらを2、3パチパチと音をさせて火を付ける。あとは藁や薪で煮あげる。この豆ガラを燃すには訳があり、根本のものを使う。根っから豆で暮らすようとの縁起ものであるらしい。 今では囲炉裏がなくなり、キッチンで作るようになったが、その中身は今も昔も変わりなく、福光の正月の味を守り続けています。 すまし汁仕立ての、綺麗な出汁にのし餅。そしてネギが入ります。場所によっては、椎茸や麩、ブリの角煮などを入れる家庭もありますが、基本はどこも同じです。餅は一枚の大きな板になっている「のし餅」を使い、こののし餅を切るのにどの家庭でも正月頃は奮闘します。新聞紙などを大きく広げ、大きな板の餅を包丁を持つ手に豆ができるぐらいです。これがまた正月らしさの楽しみかもしれません。