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今回のいいとこみっけ

いつもの町並み、いつもの見慣れた建物…。けれども、もっとよく見て下さい。知っていた事が実は知らなかったことも。なんて。窓をのぞいて見て下さい。素敵な場所へご案内します。「ちょっと見に来られんけぇ」。

ちょっと見に
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アトリエ・ナクラ
鯉雨画斉・愛染苑
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いいとこみっけ
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福光町民の翼
(2002.06)



福光町合併50周年記念
(2002.05)


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静かな住宅街の一角にある小さな美術館。それが「棟方志功記念館・愛染苑(アイゼンエン)」である。それはあまりにもさりげなくあたり前のようにそこにありともすれば美術館だと気がつかないくらいだ。前栽には、木々や山野草が植えられ、  
訪れる人を温かく迎えてくれる。 懐かしい場所へ帰ってきたような、そんな気持になるのは何故だろう。愛染苑はいい意味で異質な美術館だ。つんと取り澄ましたところがない。あくまでも自然体である。
まず、驚かされるのは作品に混じって館内の随所が花で飾られていることだ。こんな自由でおおらかな美術館が他にあるだろうか。しかも、その花々は園芸花ではなく野にある花ばかりというこだわりだ。志功の作品にとてもよくとけ込み、文字通り花をそえている。
(生け花は草月流・成瀬有紀社中のボランティアによるもの)
愛染苑は石崎俊彦氏の存在なくして語ることができない。石崎氏の人生は、まさに志功にほれ込んだ人生といえる。志功の人柄と作品をこよなく愛した石崎氏にとって棟方志功の記念館を建てることは生涯を通しての夢であった。愛染苑の土地は石崎氏が提供されたものであり、愛染苑に収蔵されている作品のほとんどは石崎氏の寄贈によるものなのである。石崎氏の熱意に町が応える形でこの記念館が完成したのである。
「収蔵作品のほとんどは青花堂コレクションです。 青花堂とは竜胆などの青い花が好きな石崎俊彦氏に 志功が与えた雅号なのです。」と館員の波多昌子さん。波多さんもまた、志功を愛する1人である。 民藝の柳宗悦や河井寛次郎らと親交があった志功。 庶民の生活から生まれたもの、 風土や風物などに美を見出す民藝の影響は 志功の作品にも生きる姿勢にも 色濃く表れている。 それはまた愛染苑の人を包み込むような温かさに通じるものである。昨年、志功の旧居「鯉雨画斎(リウガサイ)」が多くの方々の努力によって愛染苑前に移築された。
「時計、カレンダーなどにいたる調度品までも 当時を再現してあります。」と湯浅直之さん。湯浅さんも志功に魅入られた人の1人。解説にも自ずと熱が入る。 棟方志功を愛する人々の想いがここに生き続けている。 志功なき今でも志功の理解者であり志功を敬愛し続け志功の精神を受け継ぐ石崎氏。氏は昨年、志功との交わりのなかで生涯をかけた収集品や貴重な資料のすべてを町へ寄贈された。それらの品々は「鯉雨画斎(リウガサイ)」公開にあたっても大きな役割を果たしたのである。
開館時間:午前9時〜午後4時
休館日:月曜日(祝・祭日開館)
入館料:(小中学生)150円、(高校生大学生)200円、(一般)300円、(15人以上の団体の場合)120円、160円、240円
〒939-1654 富山県西砺波郡福光町(栄町)1026-4
電話(0673)52-5815
栖霞品の世界展
前田普羅と棟方志功
平成14年4月2日から6月30日まで
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