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樹齢250年大桜
−金沢福光友好の花 −
福光町大西にある大桜(高さ18m・根周り4.2m・樹齢250年・エドヒガンザクラ)が東海北陸自動車道建設に伴い伐採を予定されていた。しかし地域住民の惜しむ声により同町法林寺の国道340号線沿い福光美術館前に移植されることとなった。 |
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株式会社 福光組専務 渡邊 徹夫さん
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当時の事を思い出すと、切られる運命だったさくらを福光町の人たちの熱意で無事に今の所に移植できた事はとても素晴らしい事と思っています。事業に携わって頂いた皆さんの情熱は今でも忘れる事が出来ず、これからもさくらの話を語り続けていきたいと思います。
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水口造園社長 水口 暉夫さん
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日本でも例を見ないさくらの移動に参加できてとてもうれしく思います。月日が流れ、移動した事が忘れ去られる事の無いように語り続けていきたい。
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1995年11月23日福光組、水口造園、松本建材等、総勢100名の協力により決行。10.5kmを3時間半かけ、標識・狭い道など障害物に奮闘しながらそろーりそろりと移動。運搬に40tトレーラー積込みに80tクレーンが用いられた。根巻きや移動中は晴天、到着と共に雨垂れが落ち、老木の神通力と感嘆された。
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地元の熱意伐採から救う
伐採の危機から救われて、新天地への移植の時を静かに待つ大桜。夕日に美しく照らされ移動の期待とさみしさに赤く染まる。長年地域をここから見守り親しまれ、花を咲かせては春が来たことを知らせてきた。運搬に支障がないように涙を飲んで枝きりされた。前代未聞の巨木の移植に造園技術者らは知恵を絞った。
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スタッフ100人がかけたひとつの思い
巨大根巻きは直系5m。その上に作業員が乗り目配りをしながら慎重に進んだ。道路標識などさまたげになるものがあればスタッフが一時的に倒すなどして進路を確保した。トレーラー運転手は「緊張し通しだった。難所もすんなりいった」と顔をほころばせ、運搬指揮者は「無事に運べて良かった。とにかくうれしい」とスタッフ陣から握手攻めに… |
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「満開の桜」願いを込めて
大型クレーンで植付けられ、大木らしい雄姿を金沢〜福光を結ぶ国道304号線にみせた。「大きな根巻きで地面ごと持ってきた感じ」「大木こそ銘木だ」「こんな機会はもうないだろう」「国道のどこからでも見える」「100%根付くと信じている」などスタッフの感動は覚めない。寒い体を少しでも温かくしてもらえたらうれしいと、かす汁がねぎらわれた。桜を生かそうとする優しく熱い思いに人々はきづなを深めた。
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“福寿桜”と命名されたこの桜の木は毎年、満開の花を咲かせ訪れる人々を魅了させると共に金沢福光友好の象徴となっている。
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| 福光美術館、駐車場に移植された桜で金福さくらキャンペーンにより、才川七の川辺一彦氏(家号徳兵衛さ)が寄贈された。和名コヒガンザクラ、桜の中でも優美とされ三月開花の早咲きである時には十二月にもわずかに開花する。エドヒガンとマメザクラの雑種で北陸地方では少ないさくらです。
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